2007年8月30日木曜日

世界陸上4,5,6日目

沢野もか...



 一旦落ちた調子はなかなか戻らないようだ。ピークを上げないように気をつけた末続は、脱水症状に陥っていたらしい。


 この大会によって、調子の合わせ方、けいれん・脱水症状への対策がしっかりとされることだろう。そして来年の北京では必ずリベンジしてくれるはずだ。

 明日の4*100mRでは末続・朝原がやってくれるはず、高平・塚原の若手の調子も上々だ。
伊東氏もこうコメントしている→http://www.tbs.co.jp/seriku/blog/diary_new0829.html








男子400mH
 バーション・ジャクソンが有力かと思いきやハードルを引っ掛けて決勝に進めず、カーターだなと思ってたら、土下手のカーロン・クレメントが勝ってしまった。こいつはハードルを効き足でしか跳べないようで13歩で8代目までいって最後の2台は15歩でチョコチョコ走り。ブレーキしまくりなのに47秒台で圧勝。こんなやつには勝って欲しくない。パリでは為末が最後競り勝ったのに...



女子棒高跳び
 やはりエレーナ・イシンバエワ。ただ1人4m80を跳んで優勝。世界記録に挑戦できるし、容姿もいいし、喜び方も上手い。まさしくアーティスト。
 世界記録を跳ぶと10万ドルボーナスがあるらしく(多分国で額が違う)、棒高跳びは1cmずつ更新できるから(自分で跳ぶ高さを決められる)強い選手は儲けまくり。鳥人ブブカも31回更新しているから相当儲けているだろう。イシンバエワも家族に高級マンションを買ってあげたとか。


  
男子走り高跳び
 優勝したのは2年前までバスケットボール選手だったバハマの選手。スパイクを履いたのは去年だというから腹が立つ。跳び方も変だし。 スウェーデンのステファン・ホルム(身長180cmで2m39を跳ぶ)の鮮やかな跳躍がもっと見たかった。
  
男子1500m
 この競技は面白い。スピード感があり、激しい位置取り(肘鉄しまくり)、ラストの順位の入れ替わりの激しさが惹きつけられる。前回800と1500の2冠をとったラムジが今回は位置取り失敗し(前2人のケニヤが邪魔だった)大外からいったラガトに負けてしまった。ラガトは顔が嫌い。ラムジはXファイルのあいつに似てる。 800mでは是非勝ってもらいたい。
    

  
男子200m
 やはり強い!タイソン・ゲイ。太もも・膝が痛いとか、疲れたとか、泣き言だらけだったのに、終わってみれば2位のボルトに0.2秒差の圧勝。やはり向かい風の中での勝利。よっぽど風に強い走り方なのだろう。そして既に8レースをこなしているのに何故走れる?
 スタートのぎこちなさと、体を左右に振るのを改善すればとてつもない世界記録がでそう。足の回転の速さと足の運びはマイケル・ジョンソンを彷彿させる。 ドーピングなんかしないで、このままスターの階段を登って欲しい。

 
男子走り幅跳び
 逆転、逆転また逆転の最高の勝負だった。女子200mのレース中も明らかに走り巾跳びの歓声がとどろいていた。現地で見たかったな~。TVは省略しすぎ。
 優勝したサラディノは助走に全く力感がないのに8m57跳んでしまった。もっと速く走れるんじゃないのかな?2位になったアンドリューハウのトップに立った時のアクションがちょっと異常。まるで怒っているみたい。対照的にお母さん腰ぬけてガクガクしてたのがおかしかった。
 6回目の跳躍を是非動画で見て下さい→http://www.tbs.co.jp/seriku/result/atm0611_010.html

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