2007年9月1日土曜日

世界陸上7日目

4*100mR 決勝進出です!!

しかも日本記録 で全体の3位通過!


朝原のリレーでの強さは相変わらず凄い!パウエルとほぼ同じスピードで駆け抜けた。2位の米国には距離をつめての3位だった。全体でも3位通過。ついにメダル獲得か?

 2年前のアテネ五輪では4位だった。期待しましょう!



 気になるのは末続だ。走りに精彩がなく、走った後も一番最後まで地面に四つん這いになっていた。やはり本調子になっていないか?決勝までに回復してほしい。





女子200m

 やはり予選から抜群の走りを見せていたアリソン フェリックスの圧勝だった。しかも21秒代。大会記録に肉薄する好タイム。200mはコーナー出口のスピードの乗り方で決まるのだなと再認識させられた。末続もコーナー出口からの20mを強化したいとずっと口にしていた。それにしてもフェリックスは手足が長い。胴体も短いし200m、400mの速そうな体である。 
 アジアチャンピョンのベテラン ジャヤシンゲが3位に入ったのは凄い。



女子三段跳び

 1本目で勝負がついてしまった。ギリシャのデヴェツイが15m04で抜群のスタートをきり、そのまま行くかと思ったら、キューバのヤルヘニ サビネがすぐに15m28を跳んで優勝を決定づけてしまった。さらなる記録更新を期待したが、何故かその後の跳躍は焦った跳躍ばかりになってしまい残念。ロシアのタチアナ レベデワは疲れと焦りからか跳躍が固かった。しかし5回目に15m07を跳んで2位になったのは流石である。



男子400m

 やはりジェレミー ウォリナーの圧勝。マイケルジョンソンの後輩でコーチも同じ、しかもジョンソンがプロモーターを務め完璧なバックがある。ジョンソンと比べると前半の爆発力が足りないが、スピード持続力は同等以上。200mに磨きをかければ、あの大記録43"18ももうすぐ更新だ。



男子110mH

 強い!中国の劉 翔(リュウ ショウ)が9レーンの悪条件ながら他を圧倒した。スタートも出遅れ、米国のトランメルがリード。さすがにだめかと思いきや、ハードルから降りていくたびにぐんぐんスピードに乗った。生意気なキューバのデイロン ロブレスは準決の好調さはどこえやら、4位に沈んだ。

 劉翔の速さの秘密は長身ながら短足である身体だ。身長190cmの重心はハードル高106.7cmの上であり、重心を上げる(ジャンプする)必要がない。また、足が長いとストライドが広くなりハードル間がチョコチョコ走りとなりスピードが鈍るが、足が短ければそれもない。

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