N360Ⅲdelux 通称Nコロである。
NはⅠⅡⅢと2回モデルチェンジされている。
欲しかったのはやはり初期型だった。フロントマスクが潔い。
Ⅲの発売は昭和45年(1970)
僕より7つも年上だ。
当時のポスターはとても素敵だ。
Nはなんといっても後ろ姿が良い。
本田宗一郎は当初のリアデザインが気に入らず、金型を取り終わったクレイモデルにカンナで削りを入れたという逸話が残っているそうだ。
完全な衝動買いだった。
社会人1年目なのに、車2台(GOLF)に単車(ZZR400)1台を所有していた。
楽しくて仕方がなかった。
写真の頃は、もう既にタイヤに根がはっているだろう。
見よう見まねの板金をやりかけ途中だった。
何度見ても可愛いおしりだ。
乗り味だけど、シフトノブの操作性がユニークだった。
エンジンルームから突然突き出してきたシフトノブを、反時計まわりに回転させながら上に入れて1速、やはり反時計まわりに回転させながら下げて2速、3速は時計回りに戻して上だったかな?そして下に下げて4速。気持ちよく拭けあがった。
そして1ヶ月後にピストンリングが吹き抜ける。(; ;)
ハンドルはもっと細くて(というか本当に細かった)、ライトにハイビームがあるかどうかさえ分からないままだった。
ウォッシャー液は、手動式で押したり引いたりして出していたはずだ。
思い出したら、また欲しくなってきた。
次に買うならとりあえずレストア済みのがいい。
今の僕にレストアする元気は多分ない...
いらん。
返信削除まるでいらんぞ。
>3rd
返信削除いいぞ。
ちょっとした坂道でもパワーダウン。
それも可愛いのだよ。
実用性の無さからいうと、文句なしのブッチギリだ。
返信削除オレは弱気にも実用性を選んでしまったが、それはそれでアリだと思い込むようにしてる。
>3rd
返信削除実用性と美は相反するのか?
最近の製品って安全と安さばかり追及していて購買意欲にかけるよね。