2008年3月17日月曜日

二軸、ナンバ、ハイハイ、振り子

新たに2冊の本を購入。

こちらは現100m日本記録保持者 伊藤浩司の本。
 肩甲骨周辺と股関節周辺の筋群の可動域を高めて連動させ、振り子のようにスムーズに足・肩を動かす。
  左右の足を少し離して接地。母指球で地面を押して進む。つま先は必ずまっすぐ前に向ける。
正しい歩き方を反復し、速歩ができるようにする。中学生から指導者向け。DVDがついているもののスムーズに動かすにはかなり鍛錬が必要。
こちらは現役35歳の100mランナー朝原選手。
 体の中心を意識。無駄な力を抜く。体の軸を意識。など、感覚を大事にしている。初心者向け。あまり難しいことは書いていない。
 
 
 ここ最近、各走法(二軸、ナンバ、ハイハイ、振り子)についての本を読みながら、日ごろの歩行や走練習で意識してきたところ、変化が現れてきた。
 
 1.左右差がなくなってきた。
    以前は右足でうまくホッピングや片足立ちができなかったのが、できるようになってきた。大腿の太さも0.5cmぐらい右が細かったのが、同じになった。(以前は筋トレで左右差をなくそうとしていたが、正しい歩きかたを反復する方が近道だったようだ)
 
 2.乗り込み動作ができるようになってきた。
    乗り込みとは、足をついた所に腰を乗せていき、連続したスムーズな体重移動を指す。肩幅より少し狭い2本のレールを仮想し、その上を骨盤を立てて膝をあまり曲げずに足の付け根から大きく前後に動かすこと。そして母指球でしっかり押して前に進むことを意識するとつかみやすい。
 
 
 以前まで右足の接地が悪くて三段跳びのホップで圧迫捻挫を良くしていたが、右足の接地が良くなったことで、バウンディングなどをしても足首が痛くなることがなくなった。
 すり足の練習をすることで足の切り返しが速くなったことも、バウンディングをする上で正しい接地を実現していると思われる。
 
 二軸、ナンバ、ハイハイ、振り子  どの走法も根本は同じだ。肩甲骨周辺の筋群で腕を動かし、うまく脚と連動させ、最小限の力で最大の力を地面に加え、反発を上ではなく前進方向に変える。
 とにかくスムーズに、どこかに力がこもらないように全てが円滑な循環運動になる動きが理想だ。
そのためにも日常生活においても、足裏や骨盤を意識し、神経をつなげておくことだ。(最低2ヶ月は続けないと体の変化は現れないようだ)

0 件のコメント:

コメントを投稿